花粉症といえば、スギやヒノキの花粉が有名ですが、実はイネ科の植物も花粉症の原因になります。イネ科花粉症は、春から秋にかけて長期間にわたって症状が出ることが特徴。目のかゆみや充血などのアレルギー結膜炎が強く出やすい傾向があります。
鼻水やくしゃみ、目のかゆみなど、花粉症の症状に悩む人は多いですよね。しかし、症状を和らげるために薬を飲んだり、マスクをつけたりするだけでは、根本的な改善にはなりません。
このサイトで紹介するのは、花粉症についての基礎知識、食事改善によって花粉症を根本から治す方法です。花粉症に悩まされず、外出時や日常生活を快適にして、生活の質を向上させましょう。
【あなたは花粉症?簡単診断!】ーメンテナンス中ー
厚生労働省『的確な花粉症の治療のために(第2版)』
イネ科花粉症の正体とは?症状と原因を詳しく解説
花粉症といえば、スギやヒノキの花粉が有名です。でも、実はイネ科の植物も花粉症の原因になります。イネ科花粉症は、春から秋の長期間にわたって症状が出ることが特徴。目のかゆみや充血などのアレルギー結膜炎が強く出やすい傾向があります。
近年、花粉症の症状に悩む人が急増しているのは、気候変動や都市化が関係します。温暖化により気温が高くなり、植物の生育が早まることで結果的に花粉の飛散量が増えています。また、都市部には人工的な植栽が多く、都市環境に適応した植物が増える一方で、花粉の飛散量が多くなる傾向にあります。
- イネ科花粉症の原因となる植物は、主にカモガヤやハルガヤなどの雑草
- イネ科は、穀物や雑草など700属と8000種以上もの植物
- カモガヤは、主に道端や空き地などに生える。花粉は5月から10月にかけて飛散し、特に8月から9月がピーク。
- ハルガヤは、主に水田や畑などに生える。花粉は6月から11月にかけて飛散し、特に9月から10月がピーク 。
- ススキやイネ、ホソムギ、コムギ、オオムギなどの他のイネ科植物が原因の花粉症も存在する
【イネ科花粉】花粉の種類と飛散する時期
多くのイネ科花粉症の原因は、カモガヤ、ハルガヤ、ホソムギなど、海外から輸入された牧草です。
イネ科花粉はほぼ1年中飛んでいますが、主なピークは5~6月と8~9月です。そして飛散量が最も多いのは5~6月です。イネ科の植物は、背が低く、川沿い、堤防、水田などに生育しています。 背が低いため、飛散する距離がスギより短いのが特徴です。 つまり、広く飛ぶ事はありません。 花粉は、気温が高くなる頃、早い年では5月から飛散します。 イネ科もスギ花粉症とほとんど同じ症状です。 主な症状は くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどです。
日本人のなかで最も多く花粉症人口の70%を占めるスギ花粉と比べると、イネ科花粉症は少数派です。
参照:厚生労働省「はじめに ~花粉症の疫学と治療そしてセルフケア~」
はじめに ~花粉症の疫学と治療そしてセルフケア~|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
スギやヒノキの花粉症の方は日本人の花粉症の大多数を占めるため、情報は充実しています。
特に、日本気象協会が毎日の「花粉予測」を更新しているので参考になります。
参考:日本気象協会「花粉飛散情報 2023」
花粉飛散情報 2023 – 日本気象協会 tenki.jp
イネ科花粉症は、スギなどと比べると日本では少数派です。あまり詳細な飛散情報は得にくいのが現状です。しかし、スギなどの木の植物と比べると背が低く、花粉の飛散距離が短いためイネ科植物に近づかなければ、ある程度の回避が可能です。
イネ科で花粉症の原因になりやすいのは「カモガヤ」です。背の高さは120cmくらいで、小さな白い花が集まって咲きます。花粉が飛ぶ距離は数十mしかないので近づかなければ影響はありません。でも気付かずに花粉に触れてしまうと、肌荒れなどの症状などが出る可能性があります。
大ざっぱにいえば、カモガヤなどのイネ科植物の花粉は、ほぼ一年中飛んでいます。
花粉の飛散量は前年の日照時間によって花粉の生成量が変わります。日照りが多い翌年には花粉飛散量が多くなるのです。
世界的に温暖化が進んでいるので、飛散量は今後増えていくことが予想できます。
過去にイネ科花粉症だったわたしは、食品添加物や花粉症について本気で学び、食事を改善しました。今は、ほぼ薬に頼らず花粉症の症状が出ない状態になりました。
花粉症の根本の原因は免疫系トラブルなので、本来私たちがもっている正常な免疫の機能を取り戻すことができれば、花粉症は完治可能です。
→くしゃみ、涙、鼻水など
イネ科花粉症におすすめの食材10選!元花粉症が経験から厳選
イネ科やスギなどをはじめとする花粉症は、アレルギー反応を引き起こすIgE抗体という抗体が過剰に作られることで起こります。
IgEの生成を抑える働きがある食材や、アレルギー症状を和らげる効果がある食材を積極的に摂取することで、イネ科花粉症の予防や改善に役立ちます 。
元花粉症である私が経験から厳選したイネ科花粉症におすすめの食材8選をご紹介します。
おすすめの食材は、IgEの生成を抑えたり、アレルギー物質の・分解を促進したり、花粉の侵入・吸収を防いだりする効果があるものです。特定の食材に偏らず、食材をバランスよく摂取することで、花粉症の予防や改善に役立ちます。
花粉症の症状を軽減する栄養素:ビタミンCやオメガ3脂肪酸など
花粉症の症状を軽減するためには、特定の栄養素を摂取することが有効です。ビタミンCは抗酸化作用を持ち、免疫力を高める効果があります。オメガ3脂肪酸も抗炎症作用があるため、花粉症の症状を和らげることができます。
- ビタミンCを豊富に含む食品
- レモン、グレープフルーツ、キウイフルーツなどの果物
- ブロッコリーなどの野菜
- オメガ3脂肪酸を多く含む食品
- 魚介類
- ナッツ
- アボカド
イネ科花粉症の自然療法で快適に!詳しい方法と効果を紹介
何を食べるかより何を食べないかの方が大事
現代は「体に害のある食べ物」が多い世の中。
食べ物から「体に害のあるもの」が取り入れられると、身体は外へ出そうと頑張ります。その時、花粉が大量に入ってくれば、身体は手一杯な状態。つまり花粉を身体から追い出せない状態になります。
身体に良くない食べ物によって「本来は無害な花粉」に身体の免疫システムが正常に働かなくなっているということを知っておこう。
身体に良くないものとは、具体的に「コンビニ弁当」や「菓子パン」、「マーガリン」、「インスタント食品」などです。
- 食品添加物の一部
- 亜硝酸ナトリウムやアスパルテームなど
- 農薬
- 遺伝子組み換え食品
「花粉」を排除(=デトックス)するまで手が回らない。だから、鼻水、涙、くしゃみという症状で花粉を出そうとするのです。
花粉症の薬は、花粉症の症状を「抑える」対症療法。花粉症を「治す」ものではありません。
花粉症の症状である、鼻水、涙、くしゃみは、排除(=デトックス)をしている。つまり薬で抑え込むということは排除(=デトックス)を抑え込んでいるという事。薬を止めれば更に悪化します。
添加物の恐怖を避ける方法:添加物不使用食品の4つの健康恩恵と避けるべき添加物のリスク
花粉症は対策より予防が大事です。例えば「車で事故を起こした後、対処する」のでは遅いですよね。「自動運転のように、最初から事故を起こさないようにする」ほうが確実。身体も同じように、症状を起こさない予防が重要なのです。
添加物は、食品の賞味期限を延ばしたり、色や風味を調整するために使用されますが、長期的には健康に悪影響を及ぼす可能性もあります。厚生労働省は、添加物の使用を制限することで、健康リスクを軽減するための指針を設けています。しかし、本当の意味で安全という保障はありません。そのため、食品にこだわることで健康に良い影響を与えることができます。
4つの健康恩恵 |
免疫力が高まる:添加物が原因の健康リスクも存在する。それを回避することで、健康的な体を維持できます。 |
味にこだわる:味覚が正常になり、本来の食品の味が楽しめます。 |
消化器系の働きが良くなる:肌荒れやニキビも改善する。 |
アレルギー対策:添加物が原因となるアレルギーも存在するため、アレルギー対策にもなります。 |
食品添加物とは、食品に色や味や香りなどを付けたり、保存期間を延ばしたりするために加えられる化学物質。アレルギー反応を引き起こす可能性もあります。
食品安全委員会「添加物に関する食品健康影響評価指針」
添加物専門調査会 | 食品安全委員会 – 食の安全、を科学する (fsc.go.jp)
- 避けるべき添加物
- 防腐剤(ソルビン酸カリウム、安息香酸ナトリウムなど)
- 着色料(タール色素、カラメル色素など)
- 香料(合成香料、天然香料など)
- 味覚調味料(グルタミン酸ナトリウム、イノシン酸ナトリウムなど)
- 増粘剤(キサンタンガム、カラギーナンなど)
【食事の質がアレルギー体質に直結】
アレルギー体質になりやすい食生活
- 食品添加物の入った食べ物の摂取
- 野菜や果物の不足→食物繊維の不足
- 冷たい・甘いものの摂りすぎ→血行不良
添加物を避けたい人必見!選び方とポイントをわかりやすく解説
添加物を避けるためには、原材料名を確認することが重要です。原材料名には、食品に使用された原料が記載されています。できるだけ原材料名がシンプルなものを選ぶことが望ましいです。また、食品のパッケージには、一部の添加物の使用が認められている場合でも、「添加物不使用」「無添加」という表示がされることがあります。この表示には、厚生労働省が定めた基準がありますので、確認してから選ぶようにしましょう。
例えば、野菜ジュースを選ぶ場合、原材料名に野菜が記載されているものを選ぶことが望ましいです。また、野菜ジュースには保存料としてビタミンCやクエン酸が添加されることがありますが、この場合は食品添加物として認められているため、無添加と表示されているものでも使用されている場合があります。そのため、パッケージに記載されている原材料名を確認し、できるだけシンプルなものを選ぶことが重要です
【当たり前の事実が事実】ファストフードは身体にとって劣悪
ファストフード:短時間で調理・注文してから、すぐ食べられる手軽な食品
ファストフードが身体に悪いというのは、誰に言われるまでもなく当たり前のことです。当たり前のことすぎて皆が重要視していません。食事は体質に直結します。まずは、ファーストフードの食べる量を減らしましょう。
ファストフードの悪い特徴
- 栄養が少ない
- 栄養のバランスが偏りがち
- 大量に、糖分と塩分が含まれている
- 精製された砂糖と塩
- 大量に、食品添加物が含まれている
- 一例として、甘味料のアスパルテームやサッカリン。ソーセージやお菓子、化粧品にも広く使われている赤い色素のコチニールがアレルギーの原因になる可能性があります。
- 食品添加物は種類が多く、アレルギーの原因物質が特定できないことも珍しくない
- 大量に、質の悪い油が含まれている
- 酸化した油・トランス脂肪酸
参照:「ファストフードと健康」
明学33号大村(校了).indd (meijigakuin.ac.jp)
【腸内のバランスで改善する】花粉症改善には腸が大事
外から来た異物を排除する免疫反応がアレルギーです。そして腸内に住む細菌の多くが、身体の防御機構の役割を持っています。
免疫に関しては、どれかひとつの菌が働くわけではなく、それぞれの菌の役割が重要です。大事なことは多種多様な菌のバランスです。
身体に良いものをたくさん食べても、それを相殺する悪いものを食べていては体質を改善することはできません。いくら花粉症に有効な食べ物を食べようが、良い菌が生着して全体の腸内細菌バランスが最適にならないと意味がありません。
例えば、食物繊維を摂らずに糖分や加工食品ばかり食べていてはて腸内細菌バランスを崩してしまいます。更に、腸のバリア機構を破壊してしまう可能性もあります。
最適な腸内細菌バランスのためには、身体に悪いものを意識して避け、逆に、昔ながらの発酵食品や食物繊維を食べていくことが重要です。
食品添加物が身体のバリア機能を持つ腸内細菌を殺菌している
「腸内環境の悪化」
=「免疫機能の悪化」
=「花粉症の原因となる」
食品添加物は完全な悪ではありませんが、身体に良いものではありません。実は、多くの食品添加物は腸内細菌を殺菌してしまいます。
身体にとって理想的な腸内環境は、腸にたくさんの細菌が共存している状態。
腸内細菌の数と種類の多さがアレルギー予防で大切です!
免疫の異常が起こっている体質を変えたいものです。そのために花粉に免疫が反応しない身体になろう!
意識的に食事を変え、身体・体質を変えれば、免疫系が正常化され、結果、花粉症は治ります。
無添加のデリバリーサービスで体質改善【GREENSPOONの紹介】
わたしは「食品添加物」をなるべく避けることで、花粉症を克服しました。それからは健康維持のために「無添加」生活を続けています。
でも、毎日の家事や仕事に追われていると、食事を作ることがなくなります。そして、仕事帰りに寄るコンビニで弁当を買い、食品添加物がたくさん入った食事を摂る。
健康的な食事を「続ける」のは難しい。
わたしが定期利用(…時々注文を止めたり…)しているGREEN SPOONは、あらゆる食品添加物がはいっていません。
GREEN SPOON:食品添加物が使われていない冷凍のデリバリーサービス
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- 「香料」不使用
- 「保存料」不使用
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Pick up-ピックアップ–
花粉症って何だろう
花粉症の原因は、体内で花粉に反応する「IgE抗体」がつくられるからです。IgE抗体ができた後、再び花粉が体内に侵入すると鼻水、くしゃみ、鼻づまりなどの花粉症の症状が発症します。
GREENSPOONのすゝめ!
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はじめましてズボデリです。
簡単な自己紹介▼
1985年生まれのサラリーマンです。三日ならぬ半日坊主のズボラ人間。20代前半に花粉症になりました。
「眼球を取り出して目を洗いたい」
「頭がかち割れるような頭痛」
「際限なく出続ける鼻水」
花粉症による目ヤニで目が開けられなかったり…。
でも私は超ズボラなので病院へ通うのが面倒だった!
だから「病院に行きたくない」という一心で、食事改善に取り組みました。
今でも食事について学び続け「食べ物が身体をつくっている」と実感しています。
『対症療法ではなく、根本の原因である身体自体を変えていこう』
私は、食習慣改善3ヶ月で症状が軽減しました。そして1年がかりで花粉症の自覚症状がない状態になりました。
私の経験を共有して、「普通の生活」を送れる人を増やしたい。そんな想いから、2022年6月に当ブログ「ズボデリ」を開始しています!