【基礎知識】花粉症のメカニズムと原因!

    花粉症はどんなもの?メカニズムを知ろう

    そもそもなぜ私たちは花粉症になるのでしょう。

    「免疫システム」は本来、菌やウイルスへ攻撃する機能を持っています。アレルギー反応とは、身体の免疫反応の過剰反応。免疫システムが花粉を「有害」と判断してしまうと、身体のあちこちで炎症が起こります。これが花粉症(アレルギー)です!

    つまり花粉症は、本来無害な「花粉」を身体が排除しようとしているのです。

    ズボデリ

    身体が正常。つまり、免疫システムが正常なら、アレルギーになりません!

    花粉症の不快な症状は体質改善で軽くなります。なぜなら、身体の免疫が正常になれば、花粉が害を与えるものではないと身体が判別できるようになるからです。

    IgE抗体は「侵入者が来た」と身体に「知らせる役割」を持っています。つまり「花粉に反応するIgE抗体」が血液中に増えてしまい、「花粉症」になるのです。

    「花粉に反応するIgE」に花粉が触れる→マスト細胞から炎症やアレルギーを引き起こす物質が分泌される

    花粉症は季節性アレルギー

    花粉症は、スギ、ヒノキ、ブタクサ、ヨモギなど、50種類以上の植物の「花粉が飛ぶ季節」に症状が現れます。=「季節性アレルギー」

    症状には個人差があります。

    くしゃみ、目のかゆみ、鼻水、鼻づまり、皮膚やのどのかゆみ、ぜんそく…など。便秘や下痢、偏頭痛という症状もあります。

    代表的な花粉症の症状(↓当てはまる方は花粉症、かも?)

    • くしゃみ
      • 一日中止まらない。10回以上連続でくしゃみが出る
    • 鼻水
      • 水のように止めどなく鼻水が流れ続ける
    • 鼻づまり
      • 鼻がつまって夜になかなか寝付けない
    • 目のかゆみ
      • 白目が充血し、まぶたが腫れる

    植物によって花粉の飛散時期は違う

    原因を取り除くことは問題解決の基本!

    花粉症対策の基本は「花粉を近寄らせない」ことです。つまり、周りに花粉がなければそもそも花粉症になりません。

    ズボデリ

    花粉症をおこす植物の種類や、花粉の飛ぶ季節を知っておくことは大事なことです!

    花粉の飛散時期は地域によって異なります

    花粉の飛散時期を把握して、対策していこう!

    【免疫機能の差】花粉症になる人、ならない人

    そもそもアレルギーとは免疫機能が「過剰に」働いていることで起こります。

    私たちの身体には、細菌などから身体を守る「免疫」という仕組みがあります。身体に害のないものが、免疫システムに「有害」とみなされ、これを排除しよういう行動が「くしゃみ」や「かゆみ」などのアレルギー症状です。

    ズボデリ

    例えば、小さなゴミを掃除するために「ハンマー」を使っていれば、床や壁を破壊してしまいます。

    だから、免疫システムが過剰に働いてしまうと、身体のあちこちで炎症が起こるのです。

    IgE(アイジーイー)抗体は身体の番人

    花粉症の症状とは「炎症」のことです。肌のかゆみ、くしゃみなどの症状(=炎症)は、身体の免疫システム。

    そして炎症は、肥満細胞(マスト細胞)から化学物質「ヒスタミン」が放出されることで起こります。

    肥満細胞(マスト細胞)

    肥満細胞(マスト細胞)には化学物質(ヒスタミン)がたくさん満たされています。

     (注意:肥満細胞の「肥満」は身体が太るという意味ではありません)

    肥満細胞が破裂し「ヒスタミン」が放出されると、様々なアレルギー症状が起こります。

    花粉が体内に入ると、まず司令塔の「T細胞」(リンパ球の一種)に情報が伝わります。

    T細胞の指示で「IgE抗体」がつくられます。この「IgE抗体」は侵入者の存在を「伝える」だけのアンテナ「見張り番」。つまりIgE抗体が肥満細胞(マスト細胞)に侵入者(花粉)の情報を伝えているのです

    マスト細胞は、「ヒスタミン」を分泌(血管を拡張)して免疫細胞がウイルスにたどりつけるようにしてくれています。

    しかし、同時にヒスタミンはアレルギー反応も引き起こします。

    炎症(免疫反応)は、本来、病気など有害なものから守ってくれるものです。

    添加物を摂り過ぎるなど、不摂生な食事を続けていると、身体は「無害なもの」に反応して炎症をおこしてしまうようになります。

    アレルギー反応を抑える方法の一つが「添加物をできるだけ避ける」ことです。

    ズボデリ

    つまりIgE抗体がたくさんあるということは、過剰にアンテナが付いている状態…。=「花粉にすぐ反応できる状態」

    だから、結果として、肥満細胞から「ヒスタミン」が大量に身体中に流れてしまい、過剰に攻撃してしまうのです。

    1. 侵入者(花粉)に対し肥満細胞(マスト細胞)が「ヒスタミン」を放出
    2. ヒスタミンが血管を拡張し、白血球が大量に流れ、免疫機能が過剰になる
    3. くしゃみ、鼻水・鼻づまり、目のかゆみが通常より過剰になる。そして苦しむ

    花粉症がもたらす生活への支障

    くしゃみ鼻水など、花粉症の症状は集中力を著しく低下させるため、普段の生活にも大きな悪影響が出てしまいます。普段通りの生活を確保するために、花粉症シーズンに限らず毎日「身体のメンテナンス」に気を付けていきましょう。

    日常生活まで影響する花粉症の症状

    • 思考力の低下
      • 精神集中ができない。家事、仕事、勉強に支障が出る。
    • 人付き合いがしにくくなる
      • 外出を避けるようになる。鼻づまりなどで会話しにくい。
    • 睡眠障害
      • 花粉症の症状で寝つきが悪く、日常生活に支障が出る。
    • 気分が晴れない
      • 慢性的頭痛。イライラや憂鬱感に悩まされる

    【食事改善に即効性はない】生活習慣の前に生活環境改善

    花粉症になりにくい身体をつくるための「体質改善」は有効で、その方法に食事改善があります。しかし問題はに「即効性がない」ということです。不摂生が蓄積された体質を変えていくには時間がかかります。

    だから、まず第一に「花粉を近づけない」生活=対症療法が大切です。

    「帰宅の際に花粉を部屋に持ち込まない」ことは、すぐにできる一番の方法です。「生活習慣」の前に「生活環境」を改善しましょう。

    簡単にまとめると4つの対策になります!

    簡単にできる4つの対策

    • 花粉を家の中に入れない
    • 外出時に花粉が付きにくいようにする
    • 帰宅時に花粉を持ち込まないようにする
    • 花粉症の原因となる植物が、勤務先や家の周りにあるか調べておく。そして近づかない。

    杉などの花粉は頭「上から」降りそそいでくるので、メガネや帽子などが有効です!

    【生活習慣改善は効果抜群!】GREEN SPOONの食事改善で体質を変えよう

    食事とアレルギー体質には密接な関係があります。

    そもそも異物から身を守る免疫細胞は「腸」に集中しています。

    身体に占める免疫細胞の50%は小腸、20%は大腸。つまり免疫細胞の70%は腸に存在している

    「野菜を食べよう」

    あなたも、今まで親やお医者様から食事、特に野菜の重要性は言われてきていることでしょう。今は便利なサービスが充実しているので、お手軽に野菜を食べられる世の中になりました。

    世の中には無添加野菜をレンチンするだけで栄養バランスを考えた食事ができるサービスが存在します。

    その中でもおすすめなのは野菜スープやスムージーなどで複数の野菜を摂ることです。

    私が実際に使用している「GREEN SPOON」というサービスを別記事で紹介をしています。

    ズボデリ

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