まず花粉症の原因は「粘膜の免疫機能の低下」です。
花粉はそもそも体にとって悪いものではありません。しかし、免疫システムが低下して刺激に対して過敏な体質になると、花粉症の症状が引き起こされます。
花粉症になるのは、花粉のせいではありません。「花粉でアレルギー症状になる自分の体」に原因があるのです。
花粉症の症状にはめまい、筋肉痛、頭痛など、一つではありません。つまり誰しもに効く万能な攻略方法は存在しません。
私は花粉症に苦しんでいた時期に「目のかゆみ」で朝起きた時に目が開けられなくなった経験があります。そんな私でも、食事を見直し3か月ほどで花粉症が改善されました。
このサイトでは食事による体質改善の方法を紹介しています。
今が「最低な状態」だと仮定するなら、これから何を取り組んだとしても、絶対その状態は改善します!
【薬はその場しのぎ】体質を変えれば永続的に改善できる
- 目がかゆい!「ズボっ」っと目玉を取り出して丸洗いしたいと思ったことはありませんか?
- 目や鼻、さらには頭痛まで…。仕事・家事に集中できないことはありませんか?
- 一日中だるい。花粉症の薬や注射で日中に眠くなることはありませんか?
- 花粉症にうんざりしていませんか?!
世間の常識では「治す」〓「薬や注射で抑え込む」方法が当たり前です。
病院に行けば、症状を抑え込むまで1~3日しかかからないのがメリットですね。
症状を悪化させている大きな原因は生活習慣(特に食事)です。
「薬・注射を打つ」人生を続けたいとは思いません。「薬にお金を使う」より「食事にお金を使う」ほうが楽しいと思う。
【具体例】アレルギーの苦しみから開放されるSTEP
私が第一に取り組んだことは、ファーストフード中心の食事習慣の見直しです。具体的には「閉店間際の安売り弁当」生活をやめました。理由は、安く時間がかからない分、身体を酷使しているからです。
加工食品は「安い」けど、病気になるリスクは「安くない」
- 症状が現れてから対処する【対症療法】(薬治療)は、なるべく避ける。
- 食事改善で症状を発現さないための【根本療法】に取り組む。
※「食事改善」は「すぐに」効果がでません。即効性を求めるのであれば、生活を工夫するしかありません。
「治療」は病院でしかできません。でも「予防、免疫力を上げる」ことは、自分自身で行えます。
このブログは「どうすれば症状を抑えることができるのか」をまとめています。
私は、ズボラで何事も半日以上続きません。さぼりながらテキトーに食事改善を行っていた私が、症状を抑えられたのです。だから「食事改善は誰でも症状を抑えられる」と断言できます。
花粉症の「原因」を知り、取り除けるような身体をつくりましょう。
花粉症の本当の原因
花粉症に悩む人は4人に一人といわれています。実は花粉症は、花粉が根本原因ではありません。
「花粉」と「大気汚染」の粘着関係
たくさんの花粉症患者を悩ますスギの木。スギの木は一万年以上前から日本で繁殖をしていました。でも日本で花粉症が増加していったのは1960年代からです。
1960年代は日本の高度成長期。大気汚染が深刻化していたころです。これは過去の話ではなく、現在も黄砂やPM 2.5大気汚染物質など、大気汚染問題が続いています。
花粉は繁殖をするためのものなので、虫や鳥にとてもくっつきやすい形状をしています。空気中の有害物質も付着しやすい。
つまり、花粉に有害物質が付着し悪化しているのです。普段は「薄い濃度」で空気中に漂う有害物質。花粉によって「濃い濃度」の有害物質に変化します。
”DAIKINサイトより引用”
年間を通じて様々な花粉が飛散する日本では、多くの国民が花粉症に悩まされています。さらに都市部では、花粉のアレルゲンとともにPM2.5や排ガスを一緒に摂取することで、花粉症の症状が悪化すると言われています。
「ストリーマー技術により実装花粉症を悪化させるPM2.5 と排気ガスの混合物のアジュバンド効果を抑制」
花粉は空気中の「有害物質」の運び屋。
【全て昔は存在しなかった】花粉症、大気汚染、食べ物は変化してきた
現在、田舎より都会に住む人のほうが花粉症を発症している人が多くなっています。例えば、アレルギー持ちの患者が山登りをしたとしても、登山中はアレルギーが全く発症しません。
つまり自然豊かな場所では花粉症が発症しにくい傾向にあるのです。
花粉症が都会で発症しやすい要因は、大きく2つあります。
便利な生活で「花粉症」が生まれたのかも…。
食品添加物は、人間の努力の結晶
世の中にあふれる「添加物」。特に、口から直接身体に入る「食品添加物」は大気汚染と同様に花粉症を悪化させている要因になります。
植物の「花」や「実」は食品添加物の元祖
昔の人たちは植物の「花」や「実」を食べものに添えていました。これが食品添加物の元祖です。
→食べものを長持ちさせる
→味を良くする
→色・香りをつける
現在は、食品添加物のおかげで、今では多くの「加工食品」が流通しました。
今私たちの周りに流通している加工食品は全て「食品添加物」のおかげでつくられます。逆に、添加物がないと加工食品をつくることができません。
一長一短な加工食品
加工食品が流通する世の中、最近は健康志向の人が増えています。
良いものを「入れる」より、悪いものを「入れない」
悪いことを「やめる」→やめたことで生まれた「時間」を使い「良いこと」を始める。
上記の内容は、何事にも当てはまる成功法則です。もちろん花粉症にも当てはまります。
大事なことはやめること。
身体の機能(炎症を抑える働き)を邪魔するものを摂らないこと
▼クリックすると表示されます
- 小麦を摂らない(グルテンフリー)
- 乳製品を摂らない(ガゼインフリー)
- 砂糖を摂らない(シュガーフリー)
- 身体に悪い油を摂らない
- 身体に悪い「添加物」を摂らない
花粉症に良いものを入れるよりも、悪いものを「入れない」ようにして、身体が本来持っている機能を取り戻していきましよう。
全てやろうと頑張るのは禁物!
続けること、適度に手を抜く!
続けられることが大事!!
添加物は悪いもの?良いもの?
食品添加物は国が安全だと認めている
巷では「無添加」「オーガニック」こそが健康の正解であるかのように扱われています。テレビや雑誌などの情報は、偏っていますね。添加物は良くないものだから、完全に排除しようと考える人が多いです。
でも、本当に添加物は「悪」なのでしょうか。
加工食品がスーパーやコンビニに流通しているのは、添加物に「メリットが多い」からです。
食品添加物は、原則として「厚生労働大臣が安全性と有用性を認めたもの」です。
何でも使っていいというものではなく、純度や成分、使用できる量の安全基準が決められています。
「食品添加物」は少なくとも、食べてはいけない猛毒という訳ではなさそう…。
食品添加物は消費者にもメリットがある
食品添加物には、生産者だけでなく、私たち消費者にもメリットがあります。
食品添加物の主なメリット
●味や香りをよくする●見た目をよくする●長持ちさせる●食感をよくする●形をもたせる
▼クリックすると表示されます
例:「保存料」「着色料」のメリット
●食品が腐りにくくなり、食中毒にかかるリスクも低くなる
●食品の色合い・発色が良くなる。つまり、私たちの食欲を増し、満足度も高くなる。
●「価格」が安定する。品質が落ちないから、価格が安定して安く抑えられる。
食品添加物があるおかげで、種類豊富な食品を食べられる。ありがたいね。
添加物は花粉症の「原因」ではない。でも危険性は…?
食品添加物が組み合わさった時の危険性
食品添加物にはたくさんのメリットがあります。
しかし、食品添加物は「安全」なのでしょうか。
厚生労働省のHPでは食品添加物の安全性が記載されています。
食品添加物は厚生労働省によって「一定の安全性」が担保されています。
厚生労働省の基準をもとに行われる食品添加物テストは「一つずつ」の検証をしているだけです。
複合的な(食品添加物同士が組み合わさった時の)安全性について、厚生労働省は特に問題ないという立場です。
実際に2007年に食品安全委員会が検証を行っており、その結果は「問題なし」でした。
報告書を要約すると、個々に安全性が確認できている食品添加物に「複合影響はない」というものです。
はたして、この報告で「完全な安全を担保された」と考えていいものなのでしょうか。
添加物が身体に影響を与えるというデータも徐々に出てきているのも事実です。
→2004年、人体に悪影響を与えるとして「アカネ色素」の使用が禁止されています。
まとめると、添加物は「ある程度」の安全性しか担保されていません。
情報を鵜呑みにするのではなく自分で判断することが大事
添加物が原因ではなく、免疫力が落ちてしまうことが花粉症の原因なのです。
加工食品と花粉症。なぜ野生動物は花粉症にならないのか。
加工食品を食べる動物と花粉症
人間と野生動物の違いはなんですか。
私は不思議でした。なぜ人間だけ花粉症に苦しむのだろう。
花粉症が、ほぼ人間だけの病気というのは変だと思いませんか。
野生ではない・人に飼われた犬やサルも「花粉症」になることがあります。
人と関わると動物も花粉症になるのです。
花粉症に「なる」動物と「ならない」動物が存在します。
人間が加工したものを食べている動物と自然のものを食べている動物。
人に飼われている動物の食事にも、種類豊富な「食品添加物」が含まれています。
ただ、全ての添加物が悪いものというわけではありません。
きっと食品添加物の他にも花粉症の原因があるのでしょう。
他に原因があることを加味しても、食品添加物が、花粉症に与える影響は大きいです。
つまり食品添加物を避けることは、花粉症を未然に防ぐために有効です。
加工食品を避けて花粉症改善
「加工食品・食品添加物の摂りすぎ」が花粉症の大きな要因です。
食事が「自分の身体を作っている」。
当たり前のことです。
閉店間際の安売り弁当しか食べていなかった。「このままではヤバい」
食品添加物を大量にとる生活に危機感を持ったのです。
私はズボラで面倒くさがりです。だから時折さぼりながら、体質改善に取り組みました。
そして実際約三か月で花粉症の症状が軽減しました。(外出できないレベルではなくなりました。)
鼻水は常にでていたので、ポケットティッシュは必須でした…。
三か月続けていても(眼球を取り出して丸洗いしいたいぐらいの)目のかゆみに悩まされていました。
でも、そこから(相変わらず時折さぼりながら)約一年で花粉症を治しました。
「花粉を気にする生活」からの解放は快適です。
そこから3年以上たった今も「花粉症の症状が出ていない」です。
自然療法・食事療法は即効性がないけれど、花粉症を確実に抑えることが出来る方法だと確信しました。
腸の知られざる免疫機能。腸内環境を整える腸活。
最近、健康にこだわる人の間で「腸活」がブームとなっています。
「腸」という器官は外部から異物が侵入してくる場所です。だから、腸には異物に対応するための「免疫機能」が備わっています。
食改善で腸を労わることは、病気になりにくい身体をつくることになるのです。
「腸の免疫システムを正常にする」のが「腸活」です。
身体の正常な免疫システムの邪魔をしないこと。腸活が、花粉症を治す第一歩となりますよ。
工夫次第で、花粉症の辛さは和らげることができる。
花粉症は食生活で治すことができます。
しかし、自分の身体の改善には時間がかかります。
花粉症は「今何とかしたい」問題。花粉症は、治るまで待っていられない辛いものです。
ここでは実際に私が実践していた日々の工夫で症状を和らげる方法を紹介します。
外出前 | 花粉対策めがね、使い捨てマスク、つるつるした素材の洋服、 静電気防止スプレー、洗眼薬(防腐剤フリー) |
帰宅時 | 粘着付きのローラー、手洗い、洗眼など、 =花粉を部屋に持ち込まない |
日常 | 部屋を掃除する 食生活、生活習慣改善で花粉症に強い身体になる(タバコ・お酒を控える) |
さらに「日光浴」が花粉症にいいと言われています。
なぜなら、日の光を浴びることで、花粉症を抑える「ビタミンD」が作られるからです。
ビタミンDは食べ物で摂取するのが難しいため、ひなたぼっこや散歩を15分行うといいようです。でも、現実的ではありませんね。花粉が飛び交う中、外に出るのは辛すぎです。
私の花粉対症法は主にグッツでの対策です。花粉症にならないために日光を浴びるのが大事なので、花粉完全防御の体制で外出していました。
誰もが健康的だと知っているものこそ、花粉症に良い食べ物。
健康・身体に良い食べ物は「和食」と昔から言われます。特に、医学博士である吉村裕之先生が提唱した「まごわやさしい(まごはやさしい)」は有名な考え方です。
「まごわやさしい」とは、免疫力を高めてくれる食べ物の頭文字となっています。免疫力を上げれば花粉症のアレルギーにもなりにくくなります。
ま …まめ類 ご …ゴマ(タネ類) わ …わかめ(海藻) や …やさい さ …さかな し …しいたけ(きのこ類) い …いも類
THE和食です。バランスよい食事が大事。これは、当たり前ですね。
気にしすぎは毒。オルトレキシアという病気について。
最近、健康を気にする人が増えてきたことで、新たに誕生した病気があります。
それが「オルトレキシア」です。
この病気になると、(本人が強く信じる)健康になれる食事の決め事に囚われてしまいます。
極端な強迫観念は、「食べる」という行為を、自分でコントロールできなくなってしまいます。
●症状が悪化すると、体が食べ物を受け付けなくなる。
●「自身が」健康だと思える食事しかとれないので、誰かと外食に行くのも難しい。
●身体を大切にしすぎて、心の健康が疎かになってしまう。
「身体に良い」を考えることに「依存」しないよう、気楽に食事を楽しみましょう。
- 「健康な食事」をしなければならないと思い込む。
- 「正しい食事」を取らなければならないと思い込む
究極に面倒くさいなら「GREEN SPOON」のスープがおすすめ
花粉症を治す食習慣を続けるには、「自炊」しないといけません。自炊の継続は面倒くさいものです。仕事や日々の生活に追われ疲れ切っている時なんて、特にやる気がおきません。
…言い訳をして、なかなかできないのが食事改善。
友達、家族、恋人との「外食」まで食事改善を考えなくてもいいので、せめて、家の中だけでも食生活を改善してみませんか。「いかに楽に取り組むのか」が継続のコツです。
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